「全国大会出場を果たして」   北星学園女子中学校バスケットボール部 監督 白川部 籌夫

 毎年、今年は難しい、今年は難しいと思いながら三年連続出場を果たしてきた北星は、四年連続を目指し不安と緊張の中で新しいチームづくりがスタートしました。案の定、新人戦南大会では思うような結果を出せず内心焦りを感じる事も多くありました。今年は特に平均身長も低く、有利な条件の少ないチームでした。ただ救いだったのは、日頃、選手がバスケットボールを愛し、練習に真面目に取り組んでくれた事、保護者や教職員の支えがあった事でした。

 7月24・25日の札幌全市大会では、三つ巴になる厳しい試合でしたが、何とか優勝旗を手にすることが出来、開催地枠でしたが早々と全国大会の出場権を獲得することが出来ました。私達にとって四年連続、七回目の全国大会出場は宝の切符でした。日頃の選手の努力は勿論ですが本当に強運だったと思っています。多くの先輩達の後に続き、小さいチームが勝つために、奢らず、努力を忘れず、初心に帰り、北星のスタイルを大切した結果だと信じています。全道大会では望んだ成績は出せませんでしたが、開催地代表として恥ずかしくない試合をしようと意を新たにしました。全国大会は、8月22日から24日まで「きたえーる」を中心に開催されました。試合当日、北海道が誇る「きたえーる」は観客でいっぱいになりました。北星女子中学校は思いがけなく全校応援で、高校の部員や多くのOG、教員、保護者も駆け付けてくれました。あの力強い応援は北星が一つになった瞬間を感じる時でした。私達はその盛り上がりの中で心置きなく試合に向かうことが出来ました。全校応援は北星の長い歴史の中で初めてだったと記憶しています。予選リーグは、広島県五日市中学、静岡県東海大付属翔洋中学と同じブロックでしがお陰様で1勝1敗で決勝トーナメントに出場することが決まりました。決勝トーナメントの相手は長崎県の強豪深江中学でした。試合は最後までリズムをつかむ事が出来ず、終始深江ペースで終わってしまい力の差を見せ付けられました。私達もこの大会で「より有効で運動量の多いチームづくり」「ボールマンに対する激しいデフェンス力」「状況を見極める能力」等多くのことを学びました。これからも参加することの意義だけでなく、そこでどう自分達のバスケットボールを表現するかを追求したいと思います。既に各チームでは、2004年度全国中体連を目指しさまざまな取り組みが始まっています。私達指導者が試行錯誤しながら進むことが北海道のバスケットボールにささやかでも貢献出来ればと考えています。最後にこの素晴らしい全国大会を主催運営し実行された役員や係りの皆様に心から感謝しお礼を申し上げます。