中体連全国大会に出場して
旭川市立愛宕中学校 女子バスケットボール部 監督 高島伸彦
平成15年8月21日〜24日に北海道立総合体育センターで行われた第33回全国中学校バスケットボール大会に北海道ブロック代表として参加させていただいた。
このチームは、新チーム結成時から「全道制覇」を目標に掲げ、連日の練習に取り組んできた。この目標を達成させるためには中途半端な取り組み方では到底無理である。そこで以下の具体的な目標を決め、取り組んだ。
1.誰からも応援されるような生徒、選手、人間になれるよう努力をすること。
〜色々な人々に、色々な角度から協力を仰がなければ「全道制覇」という目標には到達できない。家族、学級の仲間、先生方に信頼されるような生徒にならなければ、いざという時に力を発揮できないということ〜
2.目先の結果にとらわれず、焦らず確実に進んでいくこと。
〜チームの可能性を探りながら、色々なチャレンジをしていくこと〜
3.強い体をつくること。
〜当然、食事の仕方、栄養に関すること、睡眠等、様々なことに気を配らなければ ならない〜
4.基本を徹底的に鍛えること。
〜色々あるが、特にあげるのは、強い脚力、リバウンド、判断力〜
以上の4点に重きを置き取り組んできた。
生徒は「全道制覇」という目標に向かってバスケットボールだけではなく、日々の学校生活の中でも本当によく努力をした。結果的に目標は達成できなかったが、「全国出場」という素晴らしい成績を残してくれた。
その全国大会でも予選リーグを突破し決勝トーナメントまで進出することができた。
全国大会に出場して感じたことは、どのチームもそのチームの特徴をしっかりと持っているということだ。大きい選手が徹底的に走るチームや3Pを徹底的にねらうチーム、スクリーンプレーを多用するチーム、ディフェンスからのファーストブレイクで徹底的に攻めてくるチーム等々・・・。わかっていても止められないというものだった。そして、やはり基本ができているということだ。しっかりとストップができる、ピボットができる、パスが飛ばせる、スライドができる、ひざが曲がる等々・・・。日頃常に意識をして取り組んでいることなのだが、完成度が全く違った。どれもすべてその指導者の考え方、追求の仕方の現れだと思う。自分の甘さを痛感した大会であった。
この大会に出場するにあたり、ここには書ききれない程の多くの方々からお力をお借りした。時には他地区にお邪魔し、中学生や高校生に相手をしてもらい、指導者の方々から多くのご助言をいただいた。また、全国出場が決まり、対戦相手が決定してからもその相手チームのスカウティングにまで力を貸して下さった。その一つ一つがこのチームに、また私にとってどれだけの勇気となり力となったことか。今現在でも感謝の気持ちで一杯である。ご期待に添えるような結果とはならなかったかもしれないが、また新たなチームで少しでも皆様に恩返しができればと思っている。ここからがスタートと考え、バスケットボールが大好きな生徒と共に地道に努力を続けていきたいと考えている。